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職業訓練の現実を綴るブログ

ハロワ職員との会話

やがて自分の番号が呼ばれ、相談カウンターに行く。
まずは職員とあいさつ。
「あなたはxx市の△△さんですね?」
一応人違いがないか確認するんだね。
対応した職員は男性で年は50才前後といった感じ。
ベテランっぽいけど、最近じゃハロワの職員も契約職員だったりするらしいから、わからないね。

簡単な確認を終えて早速相談に入る。
就活しているものの現実は厳しく就職できないかも、っていう最近抱いていた不安な気持ちを正直に話してみた。
所内に職業訓練のチラシがあるけど、あれってどうなんですかね?と思い切って聞いてみた。
「ああ、あれね」
職員はそういって、分厚ファイル取り出した。
 
男性職員は取り出した分厚いファイルをどさっと机の上におくなりページをめくり始めた。
「すみません。これちょっと興味あるんですけど」
と私が指さしたのは、なんとプログラミング。
 
文系だけどIT分野の知識はあった方が有利
体系的に学べるのであればそれに越したことはない。
すると、男性職員は、
「ああ、これね。これはバリバリのプログラム開発だから」
つまり、私じゃ無理ってことね。やっぱり。(ノД`)・゜・。
でも、前の会社でもITじゃない企画部でアプリ作った人がいて(結局没になったけど)素人でもできるものかなと思ったら、やっぱり現実は厳しい。
「それよりもこっちの方がいいんじゃないですか」
と職員が勧めてきたのが建築系の職業訓練だった。
 
建築系?

今まで建築とは無縁の人生を送ってきたので、イメージすらわかない。
しかし、職員の説明を聞くと、いろいろな資格が取れるし、しかも就職率が高いらしい。
「興味あるなら、来週説明会あるから参加しますか」
どうしよう。
でも時間はあるし話だけでも聞いてみるかと参加することにした。
 
決まったあとは慣れた手つきで職員が申し込み手続きを進める。
職員から日時と場所を記した紙を貰い、ハロワを後にした。
説明会への参加が決まっただけだけど、孤独で単調な日々に
ぼんやりと明るい光が見えた感じがした。
ホントはこんなんで喜んでいられないんだけどね。